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眠れない夜

何処からか祭り囃子

聴こえくる丑三つ時

まなうらに浮かぶはいつか見た

思い出せない宵のこと

幻灯機に映された

やわらかな夏のこと

君と巡りし社にて

風は温み、繋ぎあわせた掌に

恥じらいの跡浮かばせて

赤いきんぎょ

金の面

青いかきごおり

祭り囃子が延々と

僕達を取り囲み

取り囲み

まるで世界はきらきらの

光に満ちて幸せで

万年も千年も

続くかに見え

祭り囃子は聴こえくる

闇の部屋に

独りの部屋に

「楽し時思い出すはガラス絵の儚く光こどもの時代」

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